「よこやま」という日本酒を検索すると、フルーティーで飲みやすいという評判が次々と出てくる。しかしその背景には、一度は途絶えた島の日本酒を28年のブランクを乗り越えて甦らせた、一つの蔵の執念と覚悟の物語がある。
日本酒の本場とはいえない九州・長崎の離島、壱岐島で2018年9月に誕生した「よこやま」は、当時「日本で一番新しい日本酒」として日本酒業界の注目を集めた。マスカットを思わせるフルーティーな香り、上品な甘みと後口の爽やかな酸——そのスタイルは現代の日本酒ファンの感性に直撃し、特約店を中心に入手困難な銘柄へと成長した。
このガイドでは、よこやまを醸す重家酒造の歴史と復活劇、造りの哲学、SILVER・GOLD・横山五十の全ラインナップの特徴と価格、選び方・楽しみ方まで体系的に解説する。「よこやまを買ったけれど違いがわからない」「横山五十とよこやまは何が違うの?」という疑問にも徹底的に答える。
よこやまとは?壱岐島に28年ぶりで蘇った「日本で一番新しい日本酒」

壱岐島という酒処の意外な素顔
長崎県の北西に浮かぶ壱岐島は、今でこそ「麦焼酎発祥の地」として知られるが、実は約500年前から焼酎の歴史が始まる一方で、明治初頭までは日本酒の一大産地でもあった。国税庁の資料によれば、1902年(明治35年)時点で壱岐島には17もの日本酒蔵が存在し、清酒2,486石(約448キロリットル)もの生産量を誇っていた。
しかし激しい市況の変化と後継者不足、杜氏の高齢化により酒蔵は一つずつ姿を消していった。そして1990年(平成2年)、島に最後まで残っていた日本酒蔵、重家酒造が日本酒醸造から撤退した。こうして壱岐島から日本酒が消えて28年が経過した。
その28年の沈黙を破ったのが、重家酒造の現経営陣だ。壱岐焼酎「ちんぐ」で知られる焼酎蔵を受け継いだ横山兄弟——代表取締役として焼酎部門を統括する横山裕三氏と、専務取締役・日本酒杜氏を務める横山泰三氏——は、先代から引き継いだ島の日本酒文化を再び根付かせることを決意した。
2018年9月、重家酒造は敷地内に全く新しい「横山蔵」を設立し、28年ぶりに壱岐島での日本酒造りを復活させた。このとき生まれたブランドが「よこやま」と「横山五十」だ。
十四代・東洋美人の薫陶を受けた現代スタイル
横山泰三氏がよこやまの目指す酒質として掲げるのは「1杯目で美味しい!と感動を与えられるお酒」だ。上品な甘さがあり、芳醇でふくよか、そして後口は酸で爽やかに切れる——現代のフルーティー系銘柄の典型とも言えるスタイルである。
このスタイルは、横山泰三氏が日本酒の修行で受けた薫陶に由来する。氏が参考にしたのは、「十四代」(山形・高木酒造)や「東洋美人」(山口・澄川酒造場)といった、フルーティーで香り高く、食中酒としての完成度も高い現代的銘柄たちだ。東洋美人の澄川誠氏もまた高木顕統氏(十四代蔵元)に感化されて蔵元杜氏の道を歩んだことで知られており、よこやまはいわばその系譜の上に立つ。
東洋美人について詳しく知りたい方はこちら→ 日本酒「東洋美人」完全ガイド
重家酒造の歴史――大正から令和へ、焼酎と日本酒の二刀流

1924年創業、焼酎と日本酒を醸し続けた百年蔵
重家酒造の歴史は1924年(大正13年)に始まる。創業者・横山角三郎が長崎県壱岐市郷ノ浦に蔵を開き、焼酎と日本酒の双方を醸造してきた。壱岐は古くから大陸との交流が盛んな島であり、穀物を蒸留する技術が早くから根付いた。江戸時代から続く麦焼酎の文化を守りながら、同時に日本酒も手がけてきたのが重家酒造の歩みだ。
しかし戦後の市況変化、焼酎一本化の流れ、そして技術を持つ杜氏の高齢化が重なり、1990年に日本酒醸造から撤退。以降は壱岐麦焼酎「ちんぐ」ブランドで焼酎専業として知名度を高めていった。
28年分の想いを込めた「横山蔵」の誕生
焼酎蔵として着実に実績を積む一方、横山兄弟の心の中には「いつか壱岐に日本酒を取り戻す」という想いが灯り続けていた。その実現に向けた動きは2013年頃から始まり、日本酒の修行、水源の探索、設備投資の検討を経て、2018年9月に新蔵「横山蔵」が完成した。
特筆すべきは水源の探索に費やした年月だ。横山泰三氏は5年間をかけて壱岐島内を丹念に調査し、地下88mから湧き出る水源を突き止めた。壱岐対馬国定公園の中心に位置する壱岐島の手つかずの自然に磨かれた清澄な地下水は、ミネラルバランスが良く、日本酒の発酵に必要な成分を備えていると判断した。この水がよこやまの清廉な口当たりの土台となっている。
「日本で一番新しい日本酒」として業界の注目を集める
2018年の復活当初、重家酒造はあえて「日本で一番新しい日本酒」というキャッチコピーを打ち出した。長い歴史や伝統をウリにする他の銘柄とは逆向きのアピールが、かえって新鮮さをもって業界に受け入れられ、日本酒専門誌やウェブメディアで相次いで取り上げられた。
発表会では純米吟醸シリーズ5種類が一挙に披露された。フレッシュでジューシーなフルーティー系のスタイルが注目を集め、首都圏や関西の特約店を中心に流通が拡大。今日では全国の日本酒ファンが求める一本として確固たる地位を確立している。
よこやまの造りの哲学――地下88mの水と完全冷蔵が生む味

壱岐島の地下水が語りかけるもの
よこやまの酒質を語るうえで外せないのが仕込み水の存在だ。重家酒造が5年の年月をかけて探し当てた地下88mの水源は、火山岩系の地層を通り抜けた清廉な軟水系の地下水だ。この水が持つミネラルバランスは、フルーティーな吟醸香を持ちながら後味がすっきり引き切れるよこやまの特性を支えている。
仕込み水の選定には多大な時間をかけたが、それが正解だったと横山泰三氏は語っている。「水を決めることが、酒のすべてを決めることに等しかった」——その信念は、完成した酒質の一貫性に体現されている。
完全冷蔵5度管理――酵母に最適な環境
横山蔵の最大の特長は設備にある。蔵内は年間を通じて5度に保たれた完全冷蔵環境で、気温変動によって品質が左右されることがない。これにより、気候の影響を受けやすい壱岐島(夏は気温が上昇しやすい離島気候)においても、繊細な吟醸酒の醸造が年間を通じて安定的に可能になった。
発酵温度も微細に制御できる設備を整えており、繊細な吟醸香を引き出す低温長期発酵が実現している。現代の清潔で精密な設備と、丁寧な手作業を組み合わせた「ハイブリッドな酒造り」がよこやまのもう一つのアイデンティティだ。
「生酒」への徹底したこだわり
よこやままのラインナップの多くは無濾過生原酒または生酒で仕上げられる。加熱処理(火入れ)を行わない生酒は、フレッシュな香りと微発泡感が残り、よこやまが目指すジューシーなスタイルに直結する。一方で生酒は温度管理が必要なため、要冷蔵での輸送・保存が前提となる。
「生酒」と「火入れ」の違いについて詳しくはこちら→ 生酒と火入れの違い完全ガイド
よこやまの全ラインナップを徹底比較
「よこやま」には大きく分けて2つのブランドラインがある。ひらがな表記の「よこやま」シリーズと、漢数字表記の「横山五十」シリーズだ。前者がより親しみやすいエントリー〜ミドルレンジ、後者がプレミアムラインという位置づけになる。
ラインナップ一覧比較
| 銘柄名 | 区分 | 精米歩合 | 使用米 | 価格目安(720ml) | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| よこやま SILVER 7 | 純米吟醸 生酒 | 60% | 長崎県産米 | ¥1,639(税込) | マスカット系フルーティー・フレッシュ |
| よこやま SILVER 超辛7 | 純米吟醸 火入れ | 60% | 長崎県産米 | ¥1,639(税込) | SILVER 7の辛口版・食中酒向き |
| よこやま SILVER 10 | 純米吟醸 生 | 60% | 長崎県産米 | ¥1,639(税込) | 落ち着いたキレのある辛口スタイル |
| よこやま GOLD | 純米大吟醸 | 40% | 山田錦 | ¥3,300(税込) | リッチでふくよか・山田錦の旨み |
| 横山五十 WHITE | 純米大吟醸 無濾過生原酒 直汲み | 50% | 山田錦 | 時価(要問合せ) | 白ワイン系・優雅な甘みと酸味 |
| 横山五十 BLACK | 純米大吟醸 無濾過生原酒 直汲み | 50% | 山田錦 | 時価(要問合せ) | 凝縮感・力強い旨み |
よこやま SILVER(シルバー)
SILVERシリーズはよこやまの看板商品であり、最も入手しやすいラインだ。精米歩合60%の純米吟醸で、長崎県産米を使用する。
「SILVER 7」の「7」は精米後に残る米の割合(7割 = 精米歩合70%)ではなく、酒造年度や仕込みタンクの番号に由来するという説もあるが、公式に明示されているわけではない。いずれにせよ、SILVER 7はマスカットやメロンを思わせるフルーティーな吟醸香を持ち、甘みと酸味のバランスが取れた現代的なスタイルだ。生酒のため要冷蔵で、開封後はなるべく早く飲み切ることを推奨する。
「SILVER 超辛7」はSILVER 7の辛口バージョンで、日本酒度がプラス方向に振れた食中酒向きの仕上がりになっている。刺身や焼き物など塩系の料理との相性が良い。
秋には「ひやおろし」版も登場し、ひと夏を経て丸みが増した味わいを楽しめる季節限定品として人気が高い。
よこやま GOLD(ゴールド)
GOLDは精米歩合40%・山田錦使用の純米大吟醸で、SILVERよりひと段上の格付けに位置する。山田錦特有の豊かな旨みと、深みのある甘さが特徴で、SILVERのフレッシュさとはやや異なる、より落ち着いたプレミアム感がある。
価格は720mlで¥3,300(税込)とSILVERの約2倍。贈り物や特別な晩酌にも適した一本だ。
横山五十 WHITE(ホワイト)
「横山五十」の「五十」は精米歩合50%を表す。WHITEは山田錦を50%まで磨き、無濾過生原酒で直汲み(タンクから直接瓶詰め)した最もフレッシュな形で仕上げられる。
白ワインを彷彿とさせる優雅でみずみずしい味わいが特徴で、マスカットのような甘さと透明感のある酸が折り重なる。冷蔵保存必須の限定品で、特約店に入荷次第すぐに売り切れる傾向がある。
横山五十 BLACK(ブラック)
BLACKはWHITEと同じ山田錦50%精米の無濾過生原酒直汲みながら、ラベルが黒く、その名の通りWHITEとは異なるキャラクターを持つ。より凝縮感があり、骨格のしっかりした力強い旨みが際立つ。食中酒としての存在感もWHITEより強く、肉料理や濃い口の料理とも渡り合える。
WHITEとBLACKは対になる限定品として、入荷時期をチェックしながら両方を飲み比べるのも日本酒ファンの楽しみ方の一つだ。
壱岐島の日本酒歴史年表と重家酒造の歩み
| 年 | 出来事 |
|---|---|
| 1902年(明治35年) | 壱岐島に日本酒蔵17軒・清酒生産量2,486石 |
| 1924年(大正13年) | 重家酒造創業(横山角三郎)焼酎・日本酒双方を醸造 |
| 1990年(平成2年) | 重家酒造が日本酒醸造を断念。壱岐島から日本酒が消える |
| 2013年頃 | 横山兄弟が日本酒復活へ向けた調査・研究を開始 |
| 2018年(平成30年)9月 | 横山蔵完成、「よこやま」シリーズ発表(壱岐島での日本酒28年ぶり復活) |
| 2019年〜 | 特約店を中心に全国展開、フルーティー系銘柄として注目が高まる |
| 2020年代 | ひやおろし・季節限定品など商品ラインナップを拡充 |
よこやまの選び方――シーンと好みで選ぶ3パターン
パターン1:はじめてのよこやまにはSILVER 7
日本酒をあまり飲んでこなかった人や、よこやまをはじめて試す人には「SILVER 7」の生酒版が最適だ。マスカットを思わせるフルーティーな香りと、甘みと酸のバランスが取れた飲みやすさは、日本酒のとっつきにくさを取り払ってくれる。冷蔵庫でしっかりと冷やし、ワイングラスで飲むと香りが開いてより一層楽しめる。
日本酒初心者向けの銘柄選びに迷ったら、こちらも参考にしてほしい: 日本酒初心者おすすめ完全ガイド
パターン2:贈り物・特別な席にはGOLD
父の日・誕生日・御礼の品などギフトシーンにはGOLDが断然おすすめだ。箱入りの純米大吟醸は見た目の品格があり、よこやまの名前を知っている日本酒好きへのプレゼントとして喜ばれる。
パターン3:日本酒上級者にはWHITE・BLACK
すでに新政や雨後の月、楯野川といった現代スタイルの銘柄を嗜んでいる人には、横山五十のWHITEまたはBLACKを強く勧めたい。無濾過生原酒直汲みというスペックが示す通り、造りたての成分をそのまま封じ込めた生命力のある酒質は、生産数量が少ない分だけ希少感も高い。特約店への入荷情報をこまめにチェックしよう。
よこやまの楽しみ方――温度帯・グラス・料理ペアリング
最適な飲用温度
よこやまのほとんどの銘柄は冷酒(5〜10度)での飲用を前提としている。開栓直後は5度前後でスタートし、徐々にグラスの中で温度が上がるにつれて香りの変化を楽しむのが通の飲み方だ。
生酒・無濾過生原酒は特に温度変化に敏感なため、飲む直前まで冷蔵庫に保管し、飲み切ることを意識したい。
グラス選び
よこやまのフルーティーな香りを最大限に活かすには、白ワイングラスや、テーパーが緩やかな薄手の日本酒グラスが最適だ。口が広がった形のグラスは香りが広がりすぎるため、ある程度絞れた形状のほうがよこやまのアロマを集中して楽しめる。
陶器の徳利や升では香りがぼやけやすいため、よこやまを飲む際はできればガラス製のグラスを使いたい。
料理との相性
| 料理カテゴリ | よこやま SILVER | よこやま GOLD | 横山五十 WHITE/BLACK |
|---|---|---|---|
| 魚介(刺身・カルパッチョ) | 最高 | 良 | 最高 |
| 白身魚(蒸し・塩焼き) | 最高 | 最高 | 良 |
| 甲殻類(エビ・カニ) | 最高 | 最高 | 最高 |
| 鶏肉(塩・ハーブ系) | 良 | 良 | 良 |
| 豚肉・牛肉(濃い口) | 普通 | 良 | 良(BLACK) |
| チーズ(フレッシュ系) | 良 | 最高 | 最高 |
| 和の出汁料理 | 最高 | 良 | 最高 |
とくに壱岐島の食材との組み合わせは格別だ。壱岐牛(長崎の中でもブランド和牛として知られる)や、壱岐産のイカ・アワビ・サザエなど豊かな海の幸とよこやまを合わせると、離島の風土ごと味わうような体験になる。
よこやまを購入する方法――特約店と通販
特約店制度について
よこやまは「特約店制度」を採用しており、重家酒造が正式に認定した酒販店(特約店)のみが正規品を取り扱う。全国チェーンのスーパーや大手量販店では基本的に見つからない。
主な特約店として全国に知名度が高いのは、はせがわ酒店(東京・全国9店舗)や、吉祥(じざけや)、鍵や(さかぐら)などだ。特約店ではオンラインショップも展開しているケースが多く、店頭でのタイミングを逃しても通販で購入できる可能性がある。
定価外の流通に注意
人気銘柄の常として、よこやまも転売市場では定価を大幅に超えた価格で出回ることがある。横山五十のWHITE・BLACKは特に希少度が高く、フリマアプリ等では定価の数倍の値付けを見かけることもある。品質管理の観点からも、正規特約店での購入を強くおすすめする。
FAQ よこやまについてよくある質問
Q1. よこやまはどこの酒蔵が造っている?
長崎県壱岐市郷ノ浦に蔵を構える重家酒造株式会社(横山蔵)が醸造しています。壱岐島は麦焼酎「ちんぐ」でも知られる重家酒造が、2018年に新設した日本酒蔵「横山蔵」でよこやまを造っています。壱岐焼酎の製造も並行して行っている二刀流の蔵です。
Q2. 「横山五十」と「よこやま」は同じお酒?違う?
同じ重家酒造の日本酒ですが、ブランドラインが異なります。ひらがな「よこやま」はSILVER・GOLDなど比較的購入しやすいシリーズで、漢字・数字表記の「横山五十」はWHITE・BLACKなど精米歩合50%の純米大吟醸プレミアムラインです。「五十」は精米歩合50%を意味します(精米歩合とは米を削る割合で、数字が小さいほど多く削って雑味が少なくなります)。
Q3. よこやまはどこで買える?
重家酒造の特約店契約を結んだ酒販店のみで購入できます。はせがわ酒店・鍵や・吉祥(じざけや)などの特約店のオンラインショップが便利です。一般のスーパーや量販店での取り扱いは基本的にありません。生酒・無濾過生原酒は冷蔵配送が必要なため、通販でも要冷蔵対応の店舗を選んでください。
Q4. よこやまの保存方法は?
生酒・無濾過生原酒(SILVER 7・横山五十 WHITE/BLACK など)は必ず冷蔵庫(5度以下)で保管してください。火入れ版(SILVER 超辛7など)は常温保管も可能ですが、直射日光を避け冷暗所での保存を推奨します。開封後は味の劣化を防ぐため、できるだけ早く(1〜2週間以内を目安に)飲み切りましょう。
Q5. 日本酒が苦手な人でもよこやまは飲める?
よこやまは「日本酒が苦手だと思っていたのに飲めた」という声を多く集める銘柄の一つです。アルコールの刺激感よりも、フルーティーな香りと甘みが前に出るスタイルのため、白ワインや甘口のスパークリングが好きな方にも受け入れられやすいです。特にSILVER 7の生酒を冷やしてワイングラスで飲むと、日本酒の固定観念が変わる一杯になるはずです。
Q6. よこやまと相性の良い料理は?
フルーティーなSILVER系は刺身・カルパッチョ・白身魚の塩焼き・蒸し料理などと相性抜群です。GOLD・横山五十 GOLDはチーズとの組み合わせも楽しめます。横山五十 BLACKは力強い旨みがあるため、肉料理や濃いめの料理にも対応できます。壱岐産の海の幸と合わせると、よこやまの産地の風土も感じられておすすめです。
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まとめ——よこやまが示す「日本酒の新しい地図」
1902年に17蔵を数えた壱岐島の日本酒文化は一度途絶え、28年の時を経て2018年に蘇った。重家酒造の横山兄弟が5年かけて探し当てた地下88mの水、完全冷蔵設備、東洋美人や十四代から学んだ現代的フルーティースタイル——それらが結晶したのが「よこやま」という銘柄だ。
「日本で一番新しい日本酒」は、単なるキャッチフレーズではない。産地・設備・スタイルすべてが新しく、それでいながら壱岐島百年の酒造文化を背負った存在感がある。SILVERから入門してGOLD・横山五十へとステップアップしていく飲み方は、日本酒のファンを広げる理想的な入口だ。
次に日本酒を選ぶ際には、ぜひよこやまを手に取ってほしい。1杯目の感動を約束するその酒質は、壱岐島の風と水が運んでくれた贈り物だ。
日本酒のランキングや他の注目銘柄も気になる方は、こちらの記事もあわせてご覧ください: 日本酒人気ランキング完全ガイド
参考情報
- 重家酒造株式会社 公式プレスリリース「長崎県壱岐島 重家酒造 横山蔵 日本で一番新しい日本酒”よこやま”シリーズ発表」(PR TIMES、2018年)
- SAKETIMES「長崎・壱岐島で28年ぶりに日本酒造りが復活!新銘柄で再出発を果たした「横山五十」の経緯をたどる」(2018年)
- はせがわ酒店オンライン「「よこやま」重家酒造~壱岐に蘇った日本酒づくり~」
- 国税庁「清酒の製造状況等について 令和4酒造年度分」(2023年)
- 壱岐酒造協同組合「重家酒造」紹介ページ
- 酒専門店鍵や「横山五十 純米大吟醸 WHITE/BLACK」商品説明(2025年参照)


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