林酒造場とは?富山最古の酒蔵、創業400年記念酒2種を限定発売

林酒造場とは?富山最古の酒蔵、創業400年記念酒2種を限定発売 酒蔵・蔵元

最終更新: 2026-10-23

富山県朝日町の林酒造場が、創業400周年を記念した限定酒「林酒造場400周年記念酒」2種を発表した。プレスリリースによれば、富山県朝日町境産の酒米「五百万石」を使った純米大吟醸と、兵庫県産の「愛山」を使った純米大吟醸の2種類で、それぞれシリアルナンバー入り400本限定、価格は税込27,500円。2026年10月25日発売予定だ。林酒造場は1626年(寛永3年)創業と伝わる富山県最古の酒蔵で、全国新酒鑑評会5年連続金賞など受賞歴も豊富な蔵元。この記事では蔵の背景と記念酒の内容を一次情報で整理する。

林酒造場とは?基本情報

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項目 内容
蔵元 林酒造場
創業 1626年(寛永3年)
所在地 富山県下新川郡朝日町境1608
特徴 富山県と新潟県の県境に位置する「富山県最東端・越中境の酒蔵」。製造量を抑えた手造りで富山の地酒文化を継承
主な受賞歴 全国新酒鑑評会5年連続金賞、金沢国税局酒類鑑評会12年連続優等賞、2026年IWC金・銀・銅メダル、2026年ミラノ酒チャレンジ金賞・銀賞、2025年Kura Masterプラチナ・金賞

林酒造場の公式サイトによると、同蔵は富山県と新潟県の県境にある朝日町境で1626年から酒造りを続けており、富山県内で最も古い酒蔵とされる。製造量を増やさず手造りにこだわる方針を掲げ、地酒文化の継承を重視している点が特徴だ。受賞歴を見ても、国内の鑑評会での連続受賞に加え、近年は海外の品評会でも評価を得ており、小規模な老舗蔵ながら品質面での評価は高い。

創業400周年記念酒の内容

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銘柄 使用米 精米歩合・特定名称 価格(税込) 限定数
林酒造場400周年記念酒(五百万石) 富山県朝日町境産 五百万石100% 純米大吟醸・アルコール度数16度 27,500円 400本(シリアルナンバー入り)
林酒造場400周年記念酒(愛山) 兵庫県産 愛山100% 純米大吟醸・アルコール度数16度 27,500円 400本(シリアルナンバー入り)

プレスリリースによれば、2種とも720ml・純米大吟醸酒で、2026年10月25日発売予定。1種は蔵の足元である朝日町境で育つ「五百万石」を使い、もう1種は兵庫県産の希少な酒米「愛山」を使っている。五百万石は新潟・富山など北陸で広く使われる淡麗な酒質向けの品種、愛山は兵庫県東条地区を中心に栽培される粒が大きく溶けやすい品種で、濃醇でふくよかな酒質になりやすいとされる。地元の米と遠方の希少米という対照的な2種を組み合わせることで、同じ蔵の仕込みでも原料米の違いが酒質にどう表れるかを飲み比べられる構成になっている。

富山県の清酒産業における位置づけ

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経済産業省の経済構造実態調査(2022年、品目編)によると、富山県の清酒出荷金額は40億4,500万円で、新潟県(367億円)や石川県(62億3,800万円)など同じ北陸の酒どころと比べると規模は小さい。林酒造場が位置する朝日町は新潟県境に接しており、酒蔵見学 新潟県完全ガイドで紹介している淡麗辛口の酒質とも地理的に近い水系にある。出荷規模では北陸の中でも目立たない富山県だが、400年近い歴史を持つ蔵が今も手造りの小規模生産を続けている点は、酒蔵業界全体の統計データをまとめた日本酒・酒蔵業界の統計まとめで見る出荷額や蔵数のランキングだけでは見えてこない、地域に根付いた酒蔵の存在意義を示す一例といえる。

よくある質問

Q1. 「林酒造場400周年記念酒」はどこで買えますか?

プレスリリースの時点では林酒造場の直営店・オンラインショップでの取り扱いが中心と見込まれる。各400本の限定品のため、発売日(2026年10月25日)以降は早期に売り切れる可能性があり、購入を検討する場合は蔵の公式情報を確認するのがおすすめだ。

Q2. 五百万石と愛山、どちらを選べばいい?

絶対的な優劣ではなく好みの問題だが、一般的に五百万石はすっきりとした淡麗な酒質になりやすく、愛山は粒が溶けやすい特性から濃醇でふくよかな味わいになりやすいとされる。同じ蔵・同じ仕込みで原料米違いを比較できる機会なので、飲み比べてみるのも一つの楽しみ方だ。

まとめ:林酒造場のポイント

  • 林酒造場は富山県朝日町境で1626年から続く、富山県最古とされる酒蔵
  • 創業400周年を記念し、境産「五百万石」と兵庫県産「愛山」を使った純米大吟醸2種を発表
  • 各400本限定・税込27,500円、2026年10月25日発売予定
  • 全国新酒鑑評会5年連続金賞など国内外の受賞歴も豊富
  • 富山県の清酒出荷金額は北陸の中では小規模だが、小仕込みで地酒文化を守り続けている蔵元

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この記事は蔵人編集部が執筆しました。蔵人 -KURABITO- は日本酒と醸造所の専門メディアです。

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参考情報

  • PR TIMES「テロワールと匠の技が交差する、四百年の極致『林400周年記念酒』を限定発売」(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000190659.html)確認日: 2026-10-23
  • 林酒造場公式サイト(https://www.hayashisyuzo.com/)確認日: 2026-10-23
  • Kuraport「林酒造場」(https://kuraport.com/ja/brewery/kurobekyou)確認日: 2026-10-23
  • 経済産業省 経済構造実態調査(2022年、品目編)都道府県別の清酒出荷金額(e-Stat、https://www.e-stat.go.jp/)確認日: 2026-10-23
  • Sake Street「酒米のダイヤモンド『愛山』とは?」(https://sakestreet.com/ja/media/what-is-aiyama)確認日: 2026-10-23



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